キレイに泳げると楽に見える?-水泳よもやま話-
『泳ぎがキレイな人は楽に泳いでいるように見える』
『どうすれば楽に泳げるようになるのか』
よく聞かれる内容なので、個人の感想も交えてお伝えします。
他にも水泳に関するよもやま話を集めてみました。
水泳を楽しむ一助としてご覧いただければ幸いです。
目次
キレイに泳げると楽に見える?奥深い水泳の世界
水の上をスーッとキレイに泳げたら、いかにも楽そうですよね。
キレイな泳ぎが楽に見えるのは、水の抵抗が少ないからです。
しかもキレイなだけでなく、速さもあるから一層楽に見えます。
ある程度の速さがないと、キレイには見えないのです。
習得の順序は「速い」→「キレイ」
キレイに泳げなくても速くはなりますが、速く泳げないとキレイに泳げません。
先ほど水の抵抗が少ないのがキレイな泳ぎだとお伝えしました。
水の抵抗を感じるためには、ある程度速く泳ぐことが必要です。
そもそも水の抵抗を感じられなければ、減らすこともできません。
速く泳げるようになってからでないと、水の抵抗を減らす感覚はわかりにくいでしょう。
水の抵抗をコントロールして初めてキレイに泳げる
ある程度速く泳げるようになると、身体の周りに水流を感じます。
また、自分自身の動きが水流を作り出す感覚がわかりはじめます。
水流を邪魔せず速さを維持できれば、キレイに泳げている状態です。
速いだけでなくキレイに泳ぐというのは、かなりレベルが高いといえるでしょう。
楽に見えても楽じゃない?水泳は呼吸が制限されるスポーツ
水泳は運動である限り、本当の意味で楽ということはありません。
呼吸に制限がありますし、泳者のレベルによって強度も変わります。
レベルが上がれば、それに見合った強度に上げないと十分な運動効果が得られません。
ただ、レベルが高くなれば運動強度を決める自由は得られます。
自主練習の幅が広がったり、よりレベルの高いレッスンに挑戦できるのはうれしいですね。
水泳をしていると若い印象になる?奥深いスイマーの世界
あくまで個人の感想ですが、若い印象の方が多く見受けられます。
いつまでも若々しい印象の女性俳優で、趣味が水泳という方も結構いらっしゃいますよね。
水泳などの運動で得られる効果に関して、近年注目を集める「マイオカイン」という物質があります。
マイオカインは運動による骨格筋の収縮により分泌されます。
健康や若さを保つマイオカインは、若返りホルモンと呼ばれるそうです。
継続は力なり!無理なく続けて効果を持続
若返りホルモンのマイオカインは、運動強度が高いほど分泌量が増えるという研究結果があります。
水泳は運動の中でも強度が高いので、若返りホルモンの効果が期待できそうですね。
しかし、無理は禁物。
継続できる範囲で無理なく続けて、運動効果を持続させましょう。
「教えてほしい」は失礼?奥深いプールの世界
泳いでいると自分の動きがわからないので、アドバイスが欲しいときもありますよね。
レッスンでコーチから指摘してもらうのも役に立つでしょう。
上手な人の泳ぎを見て、イメージトレーニングをするのもありです。
時には、面識のない人から偶然にアドバイスをもらうこともあるかもしれません。
教える側からの申し出ならありえるが、教わる側からのお願いはNG
「無料で教える」は一般的ではないですが、教える側が一時的に申し出る場合や親しい関係だとありえます。
しかし習慣的・継続的になるのであれば「無料」は避けるべき。
ましてや無料が前提で「教えてほしい」とお願いするのはNG。
フリーコースで上手に泳ぐ人にアドバイスを求めて話しかけるのは迷惑です。
アドバイスが欲しいときは、レッスンを受けましょう。
まとめ
キレイな泳ぎが楽に見えるのは、水の抵抗が少ないからです。
速く泳げるようになると、水の抵抗を減らす感覚がわかってきます。
速いだけでなくキレイに泳ぐのは、とてもレベルが高いことです。
運動強度が高い水泳を無理なく続けて、運動効果を持続させましょう。
教わる側から無料で「教えてほしい」とお願いするのはNG。
フリーコースで泳いでいる上手な人にアドバイスを求めて話しかけるのは迷惑です。
アドバイスが欲しいときは、レッスンを受けましょう。