映画『はい、泳げません』から「いいえ、泳げます」に変える個人的考察

映画『はい、泳げません』から「いいえ、泳げます」に変える個人的考察

2022年6月10日に映画『はい、泳げません』が公開されました。

水泳の初心者を扱った映画というのは珍しく感じて興味を持ちました。

原作のほうでは、水泳を独自の視点からとらえたエピソードが面白いです。

泳げる私が「泳げない」側に立って、考えてみました。

発想の転換

泳げるメリット

実は私、海では泳げません。

正確にいうと、海では泳ぎません。

海って怖いじゃないですか。

足がつかない、離岸流がある、クラゲに刺されるかもしれません。

その点、プールは安心です。

泳ぎを覚えるなら、まずはプールがおすすめ。

泳げるとはどういうことか

泳げるとは、究極的には「水に浮いて進める」こと。

4泳法は、目的を達成する手段に過ぎません。

すべてをマスターしなくてもよいのです。

どのような方法でも、水に浮いて進めるのであれば泳げるといえます。

泳げるといいことがあるのか

泳げるメリットは、水難事故で助かる確率を上げることでしょう。

泳げない場合、水に落ちるだけでパニックになる可能性があります。

「青い惑星」である地球は、表面の70%を水で覆われています。

さらに、日本は国土の周りを海に囲まれている国。

一生の間に、海や河川に近づかずに移動や生活をすることは難しいといえます。

水場での万が一の事態に備えるには、泳げるに越したことはありません。

小さなことから、コツコツと

小さなことから、コツコツと

泳ぐときに大切なのは、少しずつ挑戦すること。

段階を踏んでから、次のステップへいきましょう。

水泳に、あせりは禁物。

「これぐらいなら出来そう」の積み重ねが、成果につながります。

念ずれば花ひらくか

やる気が少しでもあれば、成果は見込めるでしょう。

そのうえコーチに恵まれたら、想像以上の効果が出るかもしれません。

最終的には、気持ち次第になります。

水泳に関しては、念ずれば花ひらくと思います。

進むことは楽しい

水に浮くのも気持ちがいいですが、進むのは格別の楽しさがあります。

私は、仰向けドルフィンキックでイルカ気分を味わうのが好きです。

水中を進むことには、根本的な楽しさがあります。

コーチなくして、水泳なし

できていることは、褒めてほしい

人間は、生まれながらにして泳げるわけではありません。

泳ぎ方を教えてもらう必要があります。

初心者こそ、コーチを選ぶべきです。

できていることは、褒めてほしい

泳げない大人の方は、不安な気持ちでいっぱいだと思います。

「この人なら」という信頼感を持てるコーチがいいでしょう。

初心者にもわかりやすい指導で、的確に褒めてくれるコーチがおすすめです。

まとめ

大人になってから水泳を習うなら、プールが安心です。

いざというときのために、泳げる技術を身に付けましょう。

ちょっとずつで、いいのです。

コーチという良き伴走者がいれば、心強いですね。

日々の楽しみがひとつ増えることを願っています。

【詳細】
映画『はい、泳げません』
公開日:2022年6月10日(金) 全国ロードショー
出演:長谷川博己、綾瀬はるか
監督・脚本:渡辺謙作
原作:髙橋秀実『はい、泳げません』(新潮文庫刊)

©2022『はい、泳げません』製作委員会