マスターズ水泳応援!スタート台からの飛び込みに備えるトレーニング

飛び込みスタート前

「マスターズ水泳大会の飛び込みスタートが苦手」

「普段行くプールは飛込禁止で練習ができない」

マスターズ参加者にとって飛び込みは鬼門かもしれません。

必要な段階を経ていない、無理な飛び込みスタートは重大事故につながります。

まずは飛び込みスタートに備える練習から始めましょう。

飛び込みは事前練習をしてから!安易に飛び込まない

飛び込みは事前練習をしてから!安易に飛び込まない

飛び込みで一番避けたいのは水底に衝突し障害を負う事故です。

「まさか自分が」という事態は、自分の責任で回避しなければなりません。

水深が深いプールでも絶対に安全とまでは言い切れないのです。

「飛び込みスタートが未経験もしくは不慣れである」

「事前に飛び込みの練習ができていない」

「そもそも飛び込みについてよく知らない」

上記3つのうち1つでも当てはまるマスターズ出場者は、まず水中スタートから始めましょう。

マスターズの競技規則では水中からのスタートが認められています。

事前に主催者に問い合わせたり、当日に受付で確認したりしておくと安心です。

ゴーグルが外れる心配なし!水中スタートのススメ

水中スタートはスタート台の下部にある棒(スターティンググリップ)を使います。

『ピッ、ピッ、ピッ、ピッ』と笛の合図があったら席から立ち『ピーーーーッ』という合図で入水します。

片手でスターティンググリップを持ち、両足はプールの壁に付けます。

『take your marks』の合図でしっかりと静止し、ピストルの音が鳴ったらスタート!

ピストルの音の前に動いてしまうと失格ですので、気をつけましょう。

泳ぎに集中できる!いつものプールで練習可能!水中スタートのメリット

水中からスタートすれば、序盤から泳ぎに集中できます。

ゴーグルが外れてパニックに陥ることもなく、水面にお腹を強打した痛みに耐える必要もありません。

さらに、水中スタートならば大会に似たような形式で普段から練習することが可能です。

スターティンググリップの代わりにプールの縁を片手で持ちましょう。

マスターズ大会で普段の練習の成果を出すには、水中スタートはメリットがあるといえます。

ただし、飛び込みに長けている場合は飛び込みスタートのほうがタイムを縮められる可能性は高いでしょう。

どちらのスタートであっても、練習が必要なことに変わりはありません。

スタートで重要なのは強く蹴る力!今後の飛び込みスタートにもつなげよう

水中スタートは壁を両足で強く蹴ることが大切です。

自分に一番合う方法でスタートできるように、何度も練習しましょう。

慣れてきたらスタートの合図で水中に潜って壁を蹴ります。

水中で壁を強く蹴る力はターンでも応用できます。

今後飛び込みスタートをするための台を強く蹴る力にもつなげていきましょう。

熟練者でも復習しよう!スタート台からの飛び込みに備えるトレーニング

熟練者でも復習しよう!スタート台からの飛び込みに備えるトレーニング

スタート台からの飛び込みは大きく4つの局面に分かれます。

(1)台を蹴るまで(2)空中動作(3)入水姿勢(4)水中動作とします。

ここでは主に(3)(4)の入水姿勢・水中動作に関するトレーニングを紹介します。

なお、(1)(2)と実際の飛び込みスタートの流れは後述の飛び込み練習会で段階的な指導を受けてください。

『けのび』で入水姿勢のトレーニング!

入水時に必要なのは、水の抵抗を減らす姿勢(ストリームライン)です。

『けのび』で入水姿勢の練習をしましょう。

プールの壁を蹴って、ストリームラインを保つトレーニングです。

両腕は肩甲骨から上げる気持ちで耳の横か、肩が柔らかい方は耳の後ろでまっすぐ伸ばします。

身体が1本の線になったようなイメージを持ちましょう。

壁を蹴ったらスピードが無くなるまで、ストリームラインを保ちながら浮きます。

『イルカ飛び』で水中動作のトレーニング!

入水後で重要なのは、水中で姿勢を変える動作です。

『イルカ飛び』で入水後の水中動作の練習をしましょう。

水中で立った状態から、軽くジャンプして前方へ入水し浮上するトレーニングです。

ジャンプ後入水したら胸や腕を反らし手首を返して、水面へ浮かびます。

入水後にすばやく水面へ浮上できるよう、水中動作のタイミングをつかんでください。

飛び込み練習会に参加しよう!

飛び込み練習会に参加しよう!

飛び込み練習は必ず指導者のもと、個人の能力に応じて段階的に練習しなければなりません。

各都道府県で水泳競技関連団体が主催する飛び込み練習会が開催されています。

開催要項を確認したうえで、参加申込みをしましょう。

必ず自分自身で水深を確認してから飛び込む

飛び込む前に、必ず水深を自分自身で確認します。

慣れているプールであっても、油断は禁物。

飛び込みにはウォーミングアップと集中力が不可欠です。

何か違和感がある場合は、勇気をもって飛び込まない選択をしてください。

まとめ

飛び込みスタートを事前に練習できていない場合は、水中スタートを選びます。

水中スタートはゴーグルが外れる心配もなく、普段から練習しやすいメリットがあります。

壁を両足で強く蹴る力はターンでも応用でき、今後の飛び込みスタートに一歩近づくことができます。

スタート台からの飛び込みに備える2種類のトレーニングをご紹介しました。

段階的に飛び込みスタートの指導を受けられる『飛び込み練習会』が開催されています。

飛び込む前には、自分自身での水深確認が必須です。

マスターズ水泳は、健康で楽しく長く水泳を続けるためにあります。

普段から自分の身体の状態を把握し、違和感に気づいたら無理をせず次回挑戦することにしましょう。