水泳が速くならない理由は練習方法?いつもゆっくり長く泳いでいませんか

「レッスンに出てもなかなか速く泳げない」「タイムがあまり変わらない」

がんばっているのに成果が出ないとガッカリしますよね。

成果が出ないのは練習方法が目標に合っていないのかも。

速く泳げるようになるための練習方法をみていきましょう。

いつもの練習は何のためにするのか

まず確認したいのは、本当に速く泳げるようになりたいかということです。

速く泳げるようになるには、長期間の地道でハードな練習が不可欠です。

ゆっくり泳いでいたら、ある時から急に速く泳げるようになったという人はいません。

苦しくても挑戦したいという明確な意思が必要です。

練習するなら、目標を明確にする

もちろん、速く泳ぐためではなく水泳を楽しむ方も多いです。

要は、泳ぐ目標を明確にすれば練習も意欲的に取り組めるということです。

目標が定まらず漫然と泳ぐ練習は、達成感が感じにくくなるもの。

手ごたえを実感するとき、人はもっとがんばろうと思えるからです。

自分の泳力を知り、練習方法を選ぶ

速く泳ぐ練習をするならば、自分の泳力を絶えず確認しましょう。

そして泳力に合ったレッスンや自主練習を選んでください。

泳力に合わない練習方法は怪我やモチベーションの低下につながります。

とにかく地道に練習をこなして、あせらないことが肝心です。

速く泳ぐためには、速さを保ちながら量をこなす

速く泳げる人は、スピードを保って多くの距離を泳ぎます。

たくさん泳ぐだけではダメで、速さを保つことが重要です。

速く泳ぐための練習は、短時間で量をこなします。

ゆっくり時間をかけて長い距離を泳ぐのは、速く泳ぐ練習ではありません。

練習は自分の目標に合ったものを選択しましょう。

繰り返し泳いで、泳ぐ速さを保つ

速く泳ぐ練習は、短い距離を繰り返し泳ぐことから始めます。

ウォーミングアップ後に25mか50mの反復練習から始めましょう。

最低でも4回は繰り返します。

ペースクロックを見て、どの回も同じ速さで泳いでください。

1回泳ぐごとに10~20秒間休みます。

慣れたら回数を増やしたり、速さのペースを上げてみたりしましょう。

泳ぎのバランスも大切

ひとつの泳法だけというよりは、4泳法をまんべんなく泳ぎましょう。

スイムだけでなくキックとプルの練習も取り入れます。

速く泳げるようになるには、強化のバランスも大切。

自分に必要な練習法がわからない場合は、個人レッスンを受けてみるのも手です。

個人レッスンを受ける際は『速くなりたい』などの目標を必ずコーチに伝えましょう。

速く泳ぐためには、水をとらえる身体の感覚に集中する

キレイに泳ぐことにこだわるあまり、量をこなせていない方が多く見受けられます。

速く泳ぐのが目標ならば、まずは量をこなしましょう。

キレイに泳がなくても、速く泳ぐことは可能です。

水をとらえて身体が進んでいく感覚に集中してみてください。

泳ぎにメリハリをつけて、加速する

量をこなせるようになってきたら、泳ぎにメリハリをつけましょう。

身体が進んでいくときに最大の効果が出るように、腕と脚を連動させます。

加速するときに大切なのは、抵抗を減らすこと。

水中の細いトンネルを突き進むイメージで加速しましょう。

まとめ

速く泳ぐためには、まず目標を明確にすることから始めます。

自分の泳力を絶えず確認し、適切な練習方法を選びましょう。

速く泳ぐ練習は、スピードを保って短い距離を繰り返し泳ぎます。

4泳法をまんべんなく、キックやプルの練習も組み合わせて。

量がこなせてきたら、泳ぎにメリハリをつけて抵抗を減らし加速させます。

泳ぎが速くなるためには、明確な目標と地道な練習が不可欠です。