コーチで選ぶスイミングスクール!コーチなくして水泳の上達なし

温水プール

スイミングスクールをどういう基準で選んでいますか?

「近い」「安い」「新しい」・・・どれもベストではありません。

水泳を上達させる立役者は、やっぱりコーチ!

コーチ重視のスイミングスクール選びで重要なポイントをご紹介します。

良いスイミングスクールを選ぶ基準「初心者クラスをベテランコーチが担当しているか」

笑顔のベテランコーチ

良いスイミングスクール選びは、コーチ選びです。

初心者のときに正しい基礎を指導してもらえれば、水泳の上達は格段に早くなります。

私が良いスイミングスクールだと思うのは、経験豊富なコーチが初心者を指導している所です。

「当たり前では?」と思われるかもしれませんが、現状は違います。

コーチの人手不足や勤務シフトの都合で、初心者コーチが初心者クラスを担当するのはよくある話。

では、経験豊富なコーチをどうやって見極めればよいのか・・・「あるモノ」を見ればわかる仕組みになっています。

レッスンスケジュールでわかる!【大人編】ベテランコーチはマスターズ担当

スイミングスクールには、担当コーチの名前がわかるレッスンスケジュール(タイムテーブル)があります。

レッスンスケジュールは曜日ごとに分かれていて、インターネット上に公開されていたり、紙に印刷されてスクール受付に置いてあったりします。

見るべきところは、大人のクラスなら「マスターズ」というレッスンを担当しているコーチです。

良いスイミングスクールといえるのは、マスターズ担当のコーチが初心者・初級クラスを指導している所です。

マスターズは大人を対象とした水泳の競技大会で、指導者も経験豊富であることが求められます。

マスターズのクラスが無ければ、バタフライか平泳ぎを担当しているコーチがベテランといえます。

担当コーチ表でわかる!【子ども編】ベテランコーチは選手・育成コース担当

子どものクラスのコーチ選びは大人より重要です。

子どもは言葉だけでは完成形をイメージしにくいので、直接触れる指導や正しい見本を見ることによって泳ぎを学んでいきます。

お子さんやお孫さんが思うように進級できていないのなら、曜日を変えて違うコーチにするかスイミングスクールを変える選択肢も検討してください。

担当コーチ表で見るべきところは、子どものクラスなら選手・育成(もしくはバタフライ・平泳ぎ)を担当しているコーチです。

そして子どもの初心者・初級クラスで最も重要なのは「キック」(腰かけ・壁・板)を学ぶクラス。

選手・育成(バタフライ・平泳ぎ)を担当するコーチが、初心者・初級クラスの「キック」を担当していたら、良いスイミングスクールといえるでしょう。

良いスイミングスクールを選ぶ基準「コーチがレッスン参加者に対して個別に声がけをしているか」

笑顔で声をかけるコーチ

通常のクラスは集団レッスンになりますが、必要があればコーチは個別にアドバイスをします。

最初に指示だけ出して、参加者をいくらか泳がせて終わりではコーチは本領を発揮できていません。

気をつけるべきポイントは全体に伝えて、個人ごとの改善点はコーチが直接本人に伝えるのがレッスンのあるべき姿です。

スイミングスクールを選ぶときは、レッスンを体験して自分の目で確かめてから入会しましょう。

体験段階から自分が通うクラスのレッスンを受けましょう

「早く決めたいから、雰囲気だけわかればいい」

「大手のスイミングスクールなら、どのコーチでも大丈夫そう」

早く決めたい気持ちはわかりますが、ここは慎重に選びましょう。

体験のコーチが良いからといって、自分が通うクラスの担当コーチも良いとは限りません。

体験するときは、必ず自分が通うクラスの担当コーチのレッスンを受けましょう。

良いスイミングスクールを選ぶ基準「コーチがやる気を引き出すような雰囲気づくりをしているか」

笑顔で励ますコーチ

レッスンの責任者であるコーチは、安全に気を配りながら皆さんのやる気を引き出す存在です。

皆さんは、これから参加するレッスンへの期待と同じくらい不安が大きいと思います。

コーチは良き伴走者としてサポートしつつ、リーダーとして引っぱっていく役割が期待されます。

コーチが良い点を伝えて、参加者を励ましながら目標を示しているか

自分が正しく泳げているのか、コーチから教えてもらえなければ不安ですよね。

できていることは伝えて、これから先を見据えて段階的に課題を出していくのがコーチの役目です。

結果を出していることに自信を持てるからこそ、この先のやる気につながるのです。

コーチが良い点も伝えて励ましながら、次の目標も示してくれるか見極めましょう。

コーチが泳ぐことが好きで、指導に熱心であるか

コーチが泳ぐことが好きか、指導が好きかということは参加者のやる気に影響を与えます。

好きな気持ちというのは、伝わるものです。

コーチの持つポジティブな雰囲気が、参加者の「やってみよう」という気持ちを引き出します。

情熱を持ったコーチからの指導は、水泳を上達させる強力な支えになるでしょう。

まとめ

良いスイミングスクールを選ぶ基準はレッスンスケジュールを見て、ベテランコーチが初心者クラスを担当している所です。

大人のクラスであればマスターズ担当、子どものクラスであれば選手・育成(もしくはバタフライ・平泳ぎ)担当コーチがベテランといえます。

良いスイミングスクールを選ぶには、これから入るクラスを体験して、コーチが参加者に個別に声がけをしているかチェックしましょう。

また、コーチ自身が指導に熱心であり、参加者の良い点を伝えて励ましながら、やる気を引き出す雰囲気をつくっている所は良いスイミングスクールといえます。