シャワーを怖がらない!子どもの初めてのスイミングスクール前には『水慣れ準備』をしよう

シャワーを怖がらない!子どもの初めてのスイミングスクール前には『水に慣れる準備』をしよう

「子どもをスイミングスクールに通わせたいけど楽しんでくれるだろうか?」

「できるだけ早く水に慣れてほしいけど、何か準備をしたほうがよいだろうか?」

初めてのスイミングスクールの前には、水慣れ準備をするのがオススメ。

特に、慎重な性格のお子さんは準備をしていたほうが早く順応できる可能性があります。

ついでにできる簡単な準備ですので、子どものワクワクも一緒に高めていきましょう!

水を怖がらないのが大前提!子どもがスイミングスクールを楽しむために

水を怖がらないのが大前提!子どもがスイミングスクールを楽しむために

子どもがスイミングスクールを楽しむための大前提があります。

「水を怖がらない」ことです。

安全に楽しむために、水を必要以上に怖がらないようにします。

水を怖がる原因で多いのが、目と鼻に水が入って痛かった経験。

水が目と鼻に入りにくくなる方法があります。

お風呂のついでに、少しずつ試してみましょう。

顔をぬぐったあと「パッ!」と言いながら勢いよく目を開ける

顔についた水を手でぬぐい取って、目を勢いよく開ければ痛くありません。

同時に「パッ!」と口から息を吐くことによって、鼻に水が入りにくくなります。

まず、子どもに「こうやるんだよ」と言って見本をみせてください。

目を閉じ、手のひらを顔につけて上下させます。

「パッ!」と言いながら手を開き、勢いよく目を開けます。

特に「パッ!」を楽しくやりましょう。

「いないいない~ばぁっ!」などお子さんが喜ぶ合図にしてもOK。

最初は水がついてない状態から始めて、少しずつ顔につく水の量を増やします。

少しずつ慣らす!子どもがシャワーを怖がらないためのポイント

次に、濡れた手のひらで頭をポンポンと触るしぐさを見せます。

繰り返すと頭から水が垂れてきますが、先ほどの「パッ!」をすれば問題ナシ。

慣れたら、片手で水をつかむようにして素早く頭の上から垂らすミニシャワー。

水の量を少しずつ増やしていきましょう。

水をたくさんかけても大丈夫になったら、いよいよシャワーです。

シャワーは子どもの後頭部からかけてください。

子どもの様子を見ながら、少しずつ慣らします。

スイミングスクールごっこで予行演習!子どもの不安を取り除く

スイミングスクールごっこで予行演習子どもの不安を取り除く

子どもがスイミングスクールを楽しむために、もうひとつ重要なことがあります。

「保護者から離れても泣かない」こと。

もちろん、コーチは泣いている子どもでも引き受けます。

しかし、泣いている子の多くはプールサイドで見学となります。

不安と恐怖にかられた子どもは、泳ぎを習うどころではありません。

また、子どものスイミングスクールは集団レッスンがほとんど。

集団行動をしたことがないと順番に並べず、子ども自身が戸惑いがちです。

子どもは慣れない場所で、知らない泳ぎを習わなくてはなりません。

できる限り、不安は取り除きたいものです。

まずは、スイミングスクールごっこで軽く予行演習をしましょう。

スイミングスクールの前には必ずトイレに行く、水着に着替える

スイミングスクールの前にしておく準備は、トイレに行くことです。

お子さんが「まだ出ない」と言っても、必ず行かせましょう。

プールに入ってからトイレに行きたくなる子は多いです。

水着に着替えることも、分かりやすい準備になるでしょう。

このあとは準備体操をして、シャワーという流れになります。

お風呂の前に、スイミングスクールごっこを少しずつ試してみましょう。

読めなくても時計に注目させる!終わりがあることで子どもは安心できる

保護者と離れるのが不安そうな子どもには、時計に注目させます。

プールには壁に時計があります。

「時計を見てごらん。大きな針がぐるっと回ったら、また会えるよ。」と伝えましょう。

スイミングスクールは1時間程度。

お子さんが時計を読めなくても大丈夫。

終わりがあると分かれば、子どもは安心できます。

慣れたら時計そっちのけで、楽しんでくれることでしょう。

子どもが大泣きしてもめげないで!タイミングが合うまで待つのも吉

子どもが大泣きしてもめげないで!タイミングが合うまで待つのも吉

準備をしても、初めてのスイミングスクールで子どもが大泣きしてしまうかもしれません。

子どもがプールを怖がる原因は色々あるので、気落ちしなくても大丈夫です。

何度も嫌がるようなら、いったんスイミングスクールから離れる選択肢もあります。

子どもが興味を示すまで待つのもよいでしょう。

水やプールを楽しめる時は来る!タイミングを逃さない

かくいう私も水やプールを怖がる子どもだったそうです。

しかし、ある時を境に水やプールに興味を持ったとのこと。

すぐに母がスイミングスクールに通わせてくれたので、今の自分があります。

保護者の方々には、ぜひめげずに気長に待っていていただけたらと思います。

まとめ

子どもがスイミングスクールを楽しむためには、水を怖がらないようにしておきましょう。

水が目と鼻に入りにくくなる方法は、顔をぬぐって「パッ!」と言いながら目を開けます。

子どもがシャワーを怖がらないようにするには、手のひらで頭に水をつけることからスタート。

次に手から水を垂らすミニシャワー、慣れてきたら後頭部からシャワーをかけていきます。

保護者から離れても泣かないようにするには、スイミングスクールごっこで予行演習。

不安そうな子どもには時計に注目させ、終わりがあることを伝えて安心させましょう。

たとえ子どもが大泣きしても、タイミングが合うまで待ってみることをおすすめします。