ぐんぐん前に進むキック!板キック25Mを今よりも速く泳ぐ
![基礎からキック-板キックを速く泳ぐ](https://mermaid-shape.com/wp-content/uploads/基礎からキック-板キックを速く泳ぐ.jpg)
スイムだとそれなりに進むのに、板キックだと進まない・・・。
大人だとある程度は腕の力で進むので、つい後回しになりがちなキック。
推進力のあるキックを習得すれば、速い泳ぎにつながります。
板キック25Mを今よりも速く泳ぎましょう。
目次
キックは内股!膝下を曲げずに太ももから動かす
![太ももからのキック](https://mermaid-shape.com/wp-content/uploads/太ももからのキック.jpg)
そもそもキック自体がよくわからないという方も多いです。
大人向けの水泳教室でキックだけを教わることが少ないからです。
まず、脚の動きを確認しましょう。
太ももの動きに膝から下が連動
脚は少し開いた状態にします。
キックは太ももから動かすことで、膝から下がついてきます。
膝だけを曲げてキックしてはいけません。
水面を叩くだけになり、前には進めないからです。
ぐんぐん進むためには、太ももからしなるようなキックをしましょう。
脚はかなり内股にする
脚を内股にすれば、広範囲の水をとらえることができます。
両足の親指が触れ合うくらいの、内股です。
足首に力を入れないようにしてください。
水を塊としてとらえるために、足首の力を緩めておきましょう。
イメージが大切!水の塊をとらえて蹴るキック
![イメージトレーニングの方法](https://mermaid-shape.com/wp-content/uploads/イメージトレーニングの方法.jpg)
キックは水の塊を蹴ることで推進力を生み出します。
水を塊としてとらえるには、イメージが効果的。
実際に水中で試せる方法を2つご紹介します。
イメージその1『水中ボール蹴り』
水中に立ってサッカーボールを蹴るような動作をします。
ここで大切なのは、蹴る前に太ももを意識すること。
太ももを後ろに引かなければ、上手に蹴れません。
膝下や足首に力が入ると、うまくいかないでしょう。
太ももから動かして、膝から下が連動するように蹴ります。
イメージその2『湧き出す温泉』
プールサイドを使った腰掛けキックにチャレンジします。
人にぶつからないように、空いている場所を使いましょう。
プールサイドに腰掛けたら、座った状態でキックを始めます。
水面にボコッと温泉が湧き出るようなキックが理想。
内股で太ももからしなるようなキックを心がけます。
実践!板キック25M
![プールで泳ぐ](https://mermaid-shape.com/wp-content/uploads/プールで泳ぐ.jpg)
さあ、今まで練習してきたことの集大成です。
ビート板を使って25M板キックをしてみましょう。
板キックが速くなるコツもご紹介しておきます。
スタートの勢いを利用する!キックごとに波に乗ろう
板キックはスタートの勢いを利用します。
全身をバネのように使って壁を蹴ってください。
スピードを保つようにキックを打ちます。
キックごとに肩を使って上半身も前へ押し出しましょう。
波に乗って水面を滑るように進めたら、完璧です。
まとめ
キックは内股で太ももから動かして進みます。
本文にある内股の目安を参考にしてください。
水の塊を蹴るイメージトレーニングを2つご紹介しました。
イメトレは子どもでも可能ですが、大人のほうが効果的でしょう。
板キックには水泳技術が表れます。
キック技術を磨いて、泳ぎそのものを向上させていきましょう!