初心者に重視してほしいポイントは呼吸!水泳が上手になるコツ
![初心者向け水泳上達のコツ](https://mermaid-shape.com/wp-content/uploads/初心者向け水泳上達のコツ.jpg)
水泳の上達で一番妨げになるものが、呼吸。
初中級レベルの方でも呼吸が苦手な方は多いです。
ここでは初心者に重視してほしい呼吸のポイントをご紹介します。
せっかく水泳を始めるのなら、上手になりたいですよね。
水泳が上手になるコツをつかんで、どんどん上達しましょう!
目次
ゆっくり息を吐きながら、沈む感覚を覚えましょう
![息を吐いて沈む感覚を知る](https://mermaid-shape.com/wp-content/uploads/息を吐いて沈む感覚を知る.jpg)
「沈んでいいの?」と思われるかもしれません。
通常の初心者レッスンでは、浮くことから始める場合が多いです。
しかし、上手に浮くためにはきちんと沈む必要があるのです。
人間は息を吸えば水に浮き、息を吐けば水に沈んでいきます。
水中で浮く感覚をつかむためには、まず沈む感覚を知りましょう。
水中ウォーキングをしながら沈む感覚を覚える
水中ウォーキングをしながら息を吐いて沈む感覚を覚えます。
プール内の水中ウォーキングができる場所を使用してください。
まずはゆっくりと歩き、前方に出した足が着地するときに息を吐きます。
慣れてきたら腕の振りや脚の開きを大きくしてください。
息を吐いたときに沈み込む感覚を繰り返し覚えましょう。
バブリングしながら沈む感覚を覚える
息を吐いて水中に泡を発生させながら沈む感覚を覚えます。
誤って水を飲んだとき慌てないよう、プールの端などで練習しましょう。
どの程度まで息を吐けば身体が沈むのか、試してください。
少しずつ息を吐きながら沈んだら、立ち上がって息を吸って繰り返します。
最終的に頭が浸かる程度まで沈めばOKです。
息継ぎで息を吸うときは短く「パッ」
これから水泳を覚える上で、早めに身に付けておきたいのが息継ぎです。
息継ぎは口を閉じてから短く「パッ」と開くのがコツです。
慣れないうちは実際に「パッ」と発音しながら練習しましょう。
水中で練習するときは、口元が水面すれすれにくるようにします。
口元にある水を「パッ」と吹き飛ばす勢いで、息継ぎをしてください。
浮くためにはリラックス!水中でバランスをとる練習
![リラックスして水中でバランスをとる](https://mermaid-shape.com/wp-content/uploads/リラックスして水中でバランスをとる.jpg)
沈む感覚を覚えたら、いよいよ浮く練習に入ります。
水に浮くために必要なのは、まずリラックスすること。
そして身体をまっすぐに伸ばすことです。
水に触れる面積が多いほど、浮力を得られます。
さらに息を吸って、肺を浮き袋にすれば浮くことができます。
プールの端で伏し浮き
プールの端をつかんで、うつ伏せで浮きます。
泳いでいる人が近くにいない場所で練習しましょう。
身体に余計な力が入ると沈みやすくなります。
リラックスして、身体が水平になるよう保ちます。
浮くバランスを覚えましょう。
だるま浮き
水中で丸まってだるまのように浮いてみましょう。
肺が浮き袋になっていることを実感しますよね。
身体をできるだけ小さく丸めて、浮いてみてください。
立ち上がるときは慌てず、ゆっくり身体を広げます。
無理せず、少しずつ練習しましょう。
蹴伸び(けのび)で水泳の基本姿勢をチェックする
![蹴伸びで水泳の基本姿勢を確認](https://mermaid-shape.com/wp-content/uploads/蹴伸びで水泳の基本姿勢を確認.jpg)
『沈む』と『浮く』の集大成が蹴伸びです。
蹴伸びは沈んでプールの壁を蹴り、身体をまっすぐにして浮上する練習です。
身体が水面に浮かんだ後、ゆっくりと足を下ろして立ちます。
沈まないで蹴伸びをすると、水の抵抗をかなり受けてしまいます。
今後習得するターンのためにも、必ず沈んでから蹴伸びをしてください。
蹴伸びの姿勢(ストリームライン)の重要性
蹴って伸びた際の姿勢はストリームラインと呼ばれ、水泳で重要視されます。
水泳が上手になるコツは、ストリームラインを意識することです。
蹴伸びの練習で、水泳の基本となる姿勢をチェックしましょう。
両腕は耳の横か、肩が柔らかい方は耳の後ろでまっすぐ伸ばします。
壁を蹴った後、1本の線のようにまっすぐ進んでいくイメージを持ちましょう。
まとめ
水中で浮くためには、まず沈む感覚を覚えることから始めます。
呼吸をコントロールすることで、水中の身体感覚の変化を知るためです。
呼吸(息継ぎ)は多くの方が苦手とするところです。
しかし、初めに呼吸をマスターしておけば大きなアドバンテージになるでしょう。
ストリームラインに関しても同様です。
初心者の方には、熟練したコーチのレッスンを受けることをおすすめします。