時間が無いけど泳ぎたい!緩やかなインターバル水泳は、インターバルトレーニング初心者におすすめ
![時間が無いけど泳ぎたい(タイトル)](https://mermaid-shape.com/wp-content/uploads/時間が無いけど泳ぎたいタイトル.jpg)
忙しくて泳ぐ時間が少ししか取れない・・・
そんな時には、緩やかなインターバル水泳を試してみませんか。
短い休憩を取りながら距離を泳ぐことで、効率的に練習できます。
ご自身の体調や泳力に合わせて、緩やかなインターバルで泳ぎましょう。
目次
水泳のインターバルトレーニングとは?
![屋内プールのペースクロック](https://mermaid-shape.com/wp-content/uploads/屋内プールのペースクロック.jpg)
インターバル(interval)とは間隔という意味です。
インターバルトレーニングは、元々陸上競技で持久力をつけるための練習でした。
今ではさまざまなスポーツで応用されています。
水泳においては、距離と時間を決めてプールの往復を繰り返します。
まず、どの泳法にするか決めましょう。
どの泳ぎにすべき?水泳のインターバルトレーニング
インターバルトレーニングには繰り返し泳げる泳法を選びます。
一般的にはクロールがおすすめ。
もし、他にご自身の一番得意な泳ぎがあればそれでOKです。
少なくとも連続で100メートルは泳げる泳法にしてください。
ペースクロックの秒針を見る!水泳のインターバルトレーニング
インターバルトレーニングでは、プールサイドの大きな時計を使います。
一番上に60という目盛りが書かれており、「ペースクロック」と呼ばれます。
速く動いているほうが秒針で、もう片方が分針です。
スタート時や休憩時には、頻繁に秒針を見る必要があります。
視力の弱い方は度付きゴーグルを利用して、目盛りが見えるようにしましょう。
緩やかなインターバル水泳は、インターバルトレーニング初心者におすすめ!
![初めてのインターバルトレーニング](https://mermaid-shape.com/wp-content/uploads/初めてのインターバルトレーニング.jpg)
インターバルトレーニング初心者の方は、緩やかなインターバル水泳から始めましょう。
始める前に、15分間以上のウォーミングアップをしてください。
インターバルトレーニングは負荷がかかるので、必ずアップを行います。
事前に歩いて来る、ジムで運動しておくなど、ご自身に合ったアップ方法でOKです。
但しプール以外でアップをした場合、少なくとも5分は水中で身体を動かしてから開始します。
まずは普段の自分のタイムを知る!緩やかなインターバル水泳のススメ
それでは、ペースクロックを使っていつもの25mタイムを知りましょう。
秒針が一番上の60にきたときにスタートすると、わかりやすいです。
全力ではなく、繰り返すことができる速さで泳いでください。
25mを泳いだら、ペースクロックを確認します。
スタート時を0と考えて、進んだ目盛りが普段の25mタイムです。
休憩時間制で泳ぐ緩やかなインターバル水泳のススメ
普段の25mタイムがわかったら、同じ時間だけ休憩します。
大体でかまいませんので、きりのよい目盛りに秒針がきたらスタートします。
壁に着いたらペースクロックを見て、泳ぐのにかかった時間と同じだけ休憩。
自分で運動強度を決めてよいので、苦しいときは休憩時間を長くしましょう。
慣れるまでは無理をせず、少しずつ繰り返す回数を増やしていきます。
持ち時間制で泳ぐ緩やかなインターバル水泳のススメ
休憩時間制にだいぶ慣れてきたら、持ち時間(サークル)制にチャレンジ。
例えば、サークルを1分と決めたらその間に25mを泳ぎ終わって休憩します。
決めた時間がきたらスタートなので、繰り返す回数(本数)が多いと後半がきつくなります。
慣れるまでは、余裕をもったサークルを設定しましょう。
サークルを使ったインターバルトレーニングは、マスターズクラスで経験する方が多いです。
クーリングダウンも忘れずに!緩やかなインターバル水泳のススメ
![クーリングダウンのクロール](https://mermaid-shape.com/wp-content/uploads/クーリングダウンのクロール.jpg)
緩やかなインターバル水泳を終えたら、クーリングダウン(クールダウン)を行いましょう。
運動後の筋肉にたまった疲労物質の排出や、全身への血流回復を促します。
ゆっくりしたペースで、徐々に運動強度を下げます。
クーリングダウンは緩やかなインターバル水泳の締めくくりです。
終わるときは、15分間以上のクーリングダウンをしてください。
まとめ
水泳のインターバルトレーニングでは、繰り返し泳げる泳法でペースクロックを使います。
インターバルトレーニング初心者は、緩やかなインターバル水泳から始めましょう。
緩やかなインターバル水泳の前後に、ウォーミングアップとクーリングダウンを15分間ずつ。
普段のタイムとほぼ同じ時間だけ休憩するのが、緩やかなインターバル水泳の休憩時間制。
普段のタイムと休憩時間を含めたサークルを設定するのが、緩やかなインターバル水泳の持ち時間(サークル)制。
ご自身の体調や泳力に合わせて、メニューを自由に組み立てられる魅力があります。
時間の無いときや新しい自主練習として、試してみてはいかがでしょうか。