時間が無いけど泳ぎたい!緩やかなインターバル水泳は、インターバルトレーニング初心者におすすめ

時間が無いけど泳ぎたい(タイトル)

忙しくて泳ぐ時間が少ししか取れない・・・

そんな時には、緩やかなインターバル水泳を試してみませんか。

短い休憩を取りながら距離を泳ぐことで、効率的に練習できます。

ご自身の体調や泳力に合わせて、緩やかなインターバルで泳ぎましょう。

水泳のインターバルトレーニングとは?

屋内プールのペースクロック

インターバル(interval)とは間隔という意味です。

インターバルトレーニングは、元々陸上競技で持久力をつけるための練習でした。

今ではさまざまなスポーツで応用されています。

水泳においては、距離と時間を決めてプールの往復を繰り返します。

まず、どの泳法にするか決めましょう。

どの泳ぎにすべき?水泳のインターバルトレーニング

インターバルトレーニングには繰り返し泳げる泳法を選びます。

一般的にはクロールがおすすめ。

もし、他にご自身の一番得意な泳ぎがあればそれでOKです。

少なくとも連続で100メートルは泳げる泳法にしてください。

ペースクロックの秒針を見る!水泳のインターバルトレーニング

インターバルトレーニングでは、プールサイドの大きな時計を使います。

一番上に60という目盛りが書かれており、「ペースクロック」と呼ばれます。

速く動いているほうが秒針で、もう片方が分針です。

スタート時や休憩時には、頻繁に秒針を見る必要があります。

視力の弱い方は度付きゴーグルを利用して、目盛りが見えるようにしましょう。

緩やかなインターバル水泳は、インターバルトレーニング初心者におすすめ!

初めてのインターバルトレーニング

インターバルトレーニング初心者の方は、緩やかなインターバル水泳から始めましょう。

始める前に、15分間以上のウォーミングアップをしてください。

インターバルトレーニングは負荷がかかるので、必ずアップを行います。

事前に歩いて来る、ジムで運動しておくなど、ご自身に合ったアップ方法でOKです。

但しプール以外でアップをした場合、少なくとも5分は水中で身体を動かしてから開始します。

まずは普段の自分のタイムを知る!緩やかなインターバル水泳のススメ

それでは、ペースクロックを使っていつもの25mタイムを知りましょう。

秒針が一番上の60にきたときにスタートすると、わかりやすいです。

全力ではなく、繰り返すことができる速さで泳いでください。

25mを泳いだら、ペースクロックを確認します。

スタート時を0と考えて、進んだ目盛りが普段の25mタイムです。

休憩時間制で泳ぐ緩やかなインターバル水泳のススメ

普段の25mタイムがわかったら、同じ時間だけ休憩します。

大体でかまいませんので、きりのよい目盛りに秒針がきたらスタートします。

壁に着いたらペースクロックを見て、泳ぐのにかかった時間と同じだけ休憩。

自分で運動強度を決めてよいので、苦しいときは休憩時間を長くしましょう。

慣れるまでは無理をせず、少しずつ繰り返す回数を増やしていきます。

持ち時間制で泳ぐ緩やかなインターバル水泳のススメ

休憩時間制にだいぶ慣れてきたら、持ち時間(サークル)制にチャレンジ。

例えば、サークルを1分と決めたらその間に25mを泳ぎ終わって休憩します。

決めた時間がきたらスタートなので、繰り返す回数(本数)が多いと後半がきつくなります。

慣れるまでは、余裕をもったサークルを設定しましょう。

サークルを使ったインターバルトレーニングは、マスターズクラスで経験する方が多いです。

クーリングダウンも忘れずに!緩やかなインターバル水泳のススメ

クーリングダウンのクロール

緩やかなインターバル水泳を終えたら、クーリングダウン(クールダウン)を行いましょう。

運動後の筋肉にたまった疲労物質の排出や、全身への血流回復を促します。

ゆっくりしたペースで、徐々に運動強度を下げます。

クーリングダウンは緩やかなインターバル水泳の締めくくりです。

終わるときは、15分間以上のクーリングダウンをしてください。

まとめ

水泳のインターバルトレーニングでは、繰り返し泳げる泳法でペースクロックを使います。

インターバルトレーニング初心者は、緩やかなインターバル水泳から始めましょう。

緩やかなインターバル水泳の前後に、ウォーミングアップとクーリングダウンを15分間ずつ。

普段のタイムとほぼ同じ時間だけ休憩するのが、緩やかなインターバル水泳の休憩時間制。

普段のタイムと休憩時間を含めたサークルを設定するのが、緩やかなインターバル水泳の持ち時間(サークル)制。

ご自身の体調や泳力に合わせて、メニューを自由に組み立てられる魅力があります。

時間の無いときや新しい自主練習として、試してみてはいかがでしょうか。