プールのフリーコースで泳ぐ!プール独特のルールで慌てないための予習
プールのフリーコースで泳いでみたいけど、ルールがわからなくて不安に思っていませんか?
施設案内のパンフレットや注意事項には詳しく書かれていないので、わかりにくいですよね。
実際にプールのコース前に行ってみなければわからないことが、ほとんどです。
ここでは一般的なプールのフリーコースに、ある程度共通するルールをご紹介しています。
ちょっとだけ予習をしておけば、フリーコースで安心して練習ができますよ。
目次
プールのフリーコースは泳ぐ距離や速さで決まっている
プールのフリーコースは長く続けて泳ぐ往復コースや25mずつ泳ぐ片道コースがあります。
往復コースは長く泳ぐので、「ゆっくり」や「速い」など泳ぐ速さで分けられている場合があります。
まずは、コースの前に立っている表示をじっくり見てみましょう。
わかりにくい場合は近くのスタッフに聞いて、コースの表示を理解してから泳ぎ始めます。
往復コースは長く泳ぎ続ける人向け、片道コースは25mで止まりたい人向け
往復コースは続けて長く泳ぎたい人がよく使うコースになります。
泳ぐ距離は短くて50m、長くて500m以上連続で泳ぐ人もいます。
1つのコースの中を往復する場合、右側通行が基本です。
25mずつ止まって休みたい場合は往復コースではなく、片道コースを使うとよいでしょう。
往復コースの「速い」レーンを泳ぐとき
往復コースの「速い」レーンに入る場合、どのくらいの速さで泳げばよいか迷うかもしれません。
私の経験上ですが、25mを25~30秒以内でターンされている方が多い印象です。
速さのルールがあるわけではないので、空いていればご自分のペースで泳げます。
混んできたら、往復コースの「ゆっくり」レーンや片道コースのほうが泳ぎやすい場合もあります。
周りの状況に応じて、そのときの自分に最適なコースを選びましょう。
こんなときどうする?知っていれば慌てないフリーコースあるある
フリーコースで悠々と泳いでいたら思わぬ事態に遭遇してしまうこと、ありますよね。
ここではよくある3つの事例を挙げて、対処法をご紹介します。
他のフリーコースが空いていれば移動できますが、移動できない場合におすすめです。
自分ひとりで泳いでいたら速く長く泳ぐ人が入ってきてしまった
基本的には、遠慮しないで自分のペースで泳いでよいでしょう。
ただし往復コースの「速い」レーンであれば、壁で止まって速い人に先を譲る意思表示をします。
速い人が先に行かなければ、自分のペースに合わせてくれるということです。
自分のペースで無理なく練習を続けましょう。
逆に自分よりゆっくり泳ぐ人が入ってきてしまった
ゆっくり泳ぐ人にペースを合わせて、練習メニューを変えましょう。
ビート板を使ってキック練習をしたり、プルブイを使ってプルを強化したりして変化をつけます。
さらに25mの前半までは速く、25mの後半はゆっくりなど強弱をつけた泳ぎ方にチャレンジ。
スイムだけでなく、キックやプルなどバランスよく練習するほうが泳ぎの上達につながります。
いつもと違う練習を楽しみながら、上達を目指しましょう。
話しかけられて泳ぐに泳げない
泳ごうと思っているのに、相手から一方的に長話をされると困りますよね。
「そろそろ泳ぎます」「身体が冷えるので」と早めに意思表示をして泳ぎ始めましょう。
相手に悪いかなと遠慮する気持ちも分かりますが、フリーコースは泳ぐ場所です。
フリーコースで長話をして水泳が上達する人など、ひとりもいないでしょう。
話がしたいなら、フリーコース以外ですればよいのですから。
フリーコースを楽しみたいなら集団レッスン時間を避けよう
できるだけ空いているフリーコースで泳ぎたい場合は、レッスンスケジュール表をチェックしましょう。
レッスンスケジュール表は公式ホームページや施設内の掲示板、受付などで確認できます。
集団レッスンがある曜日と時間帯が載っているので、その日時の練習は避けるようにします。
集団レッスン中はフリーコースの数が少なくなる
集団レッスンは1~2コース分を使用するので、それだけフリーコースが減ってしまいます。
さらに子どもの水泳教室を実施している施設は、多いときで3コース分を使用します。
レッスンスケジュール表にしっかり目を通して、快適に泳げる曜日と時間帯を見つけましょう。
なお、レッスンスケジュール表の内容は4月から3ヶ月単位で変わる場合があります。
4月、7月、10月、1月は切り替わりの月にあたるので、変更の有無をチェックしてください。
まとめ
プールのフリーコースは泳ぐ距離や速さで分かれているので、コースの表示を確認しましょう。
続けて長く泳ぎたい場合は往復コース、25mで止まって休みたい場合は片道コースがおすすめです。
フリーコースが混んできたら、状況に応じて最適なコースへ移動するという手もあります。
他のフリーコースへ移動できない場合は、一緒に泳ぐ仲間への配慮を心がけましょう。
フリーコースが空いている時間帯を調べるには、レッスンスケジュール表が役に立ちますよ。