水泳が上達しないのはワケがある!あなたはもっと上手に泳げる

海へ続く砂浜を歩く女性

水泳が上達しない原因は自分のせいだと思っていませんか?

上達に個人差があるのは事実ですが、それだけではありません。

水泳が上達しない3つの理由を挙げて、どうすればよいかをご紹介していきます。

ご一緒に水泳をもっと楽しんでいきましょう!

水泳が上達しない理由「キックが我流」

女性の足元

水泳が上達しないと悩む方は、キックを苦手にしている場合が多いです。

「キックを打つほど沈む」「キックだけで前に進まない」という声をよく聞きます。

泳げるようにはなったけれども、主に上半身の腕の力で進んでいるということです。

水泳の上達を目指すのであれば、キックの基礎練習が必要です。

水泳が上達するキックは後ろへ打つイメージ

水中で前へ進むためには、キックで水を後ろへ押し出す動きが必要です。

キックを打つほど沈む場合は、クロールであれば下方向へキックしてしまっていると考えられます。

水泳を上達させたい大人の方にはイメージトレーニングをおすすめします。

水の塊を後ろへ押し出すイメージで、キック練習をしましょう。

水泳が上達するクロールのキックはサッカーボールを蹴るイメージ

クロールのキック練習は、まずプールに立ち足元にサッカーボールがあると思って、片足ずつキックします。

太ももから動かして、足の甲で水の塊を蹴るイメージ。

ポイントはしなるような脚の動きと足首を柔らかく使うことです。

イメージトレーニングの次は、ビート板を使って25mのバタ足にチャレンジ。

うまく水をとらえられていれば、前へ進んでいる感覚がわかるようになります。

水泳が上達しない理由「手や腕を回すだけになっている」

犬かき

水泳が上達しないと悩む方は、泳ぐ形の理解にとどまっている場合が多いです。

形として泳げるようになったことは、すばらしいと思います。

ただ、泳ぐことの面白さは水との一体感を感じること。

もっと泳ぎを楽しみたいなら、次のステージに進みましょう。

水泳を上達させるには、水をとらえる感覚を知る

水泳は、水をとらえながら前へ前へと進む動作の連続になります。

単に手を動かしているだけでは、推進力は得られません。

まず、プールで立ったまま両腕をまっすぐ伸ばして手の甲を水面に浮かべます。

腕は伸ばしたまま、両手の親指を下にして外側へ水をかきわけてみます。

今度は両手の親指を上にして内側へ水を引き寄せます。

動かしている手に水の重さを感じたら、水をとらえることができています。

この練習はスカーリングと呼ばれます。

慣れてきたら、水面に浮きながらスカーリングをします。

スカーリングだけで進めるようになれば、泳力もアップしている証拠です。

水泳が上達しない理由「上達をあきらめている」

背を向ける

「何だかうまく泳げない・・・」

水泳が上達しない原因を自分のせいにして、あきらめていませんか。

疑問点を感じるのは、ステップアップの兆しです。

せっかくプールに来ているのですから、プロであるコーチの手を借りましょう。

水泳を上達させるには、レッスンに参加しましょう

水の中で泳ぐ姿を自分だけで確認することはできません。

コーチの指導を受けるために、レッスンに参加しましょう。

レッスンが終わった直後に、コーチに疑問点を聞いてみてください。

アドバイスをもらったら、その日のうちに復習しておきましょう。

復習してから次のレッスンを受けると、上達の近道になります。

水泳を上達させるには、飽くなき探求心を持つ

泳ぎの習得には優れたコーチが欠かせませんが、相性もあります。

相性の良いコーチに出会えれば、水泳の上達も早くなるでしょう。

まずは、いろいろなレッスンを試してみてください。

これぞというコーチがいたら、できる限り休まずレッスンに出て顔を覚えてもらいましょう。

コーチも人間ですから、意欲のある生徒さんの指導には熱が入るはずです。

まとめ

水泳が上達しない理由はキックが我流になっているからなので、キックの基礎を学びましょう。

キックはサッカーボールを蹴るように水の塊を後ろへ押し出します。

水泳が上達しない理由は手や腕を回すだけになっているからなので、水をとらえる感覚を覚えます。

スカーリングの練習で水をとらえる感覚を鍛えることができますよ。

水泳が上達しない理由を自分のせいにしてあきらめるよりは、レッスンに参加しましょう。

コーチから指導やアドバイスを受けて、実践しながら上達を目指していくのが近道です。